ข้อสอบการอ่านภาษาญี่ปุ่นความยากประมาณ N1

test2

もう一つの自分で作った読解問題です。みなさん練習してね。
มาอีกแล้วครับ ทุกคนลองฝึกฝีมือดูนะครับ ... พรุ่งนี้เย็นๆมาเฉลยเหมือนเดิมครับ

地球温暖化の悪影響を抑えるため、効率的かつ効果的な対策を講じていかねばならない。
温暖化が日本に及ぼす影響について、環境省の研究班が報告書をまとめた。
温室効果ガスの排出量がこのまま増え続けると、国内の平均気温は今世紀末に最大6.4度上昇し、海面も60~63センチ上昇する。
国民の日常生活に深刻な影響が及ぶのは必至である。
①それによると、今世紀末、熱中症などによる死者数が、全国で2倍以上に増える。感染症を媒介する蚊の一種ヒトスジシマカの分布がほぼ全国に拡大する。
コメの生産地は北上する。温州ミカンに代わり、亜熱帯果樹のタンカンが関東でも栽培可能になる。全国の砂浜の85%が消滅する。農業、観光など地域産業にとっても打撃となるだろう。
海面上昇により、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点である②沖ノ鳥島が水没してしまう可能性もあるのではないか。
膨大な被害額も目を引く。20世紀末には年間約2000億円だった洪水被害額が、最大で約4800億円増加する。高潮被害も年間約2600億円増える。
③こうした被害を少しでも軽減する取り組みは重要だ。
だが、ダムや堤防を全国にくまなく整備して、被害を完全に食い止めようとするのは現実的ではあるまい。温暖化の進行をある程度、見越した上で、社会が気候変動に順応する「適応策」を検討していくのが重要となるだろう。
例えば、ハード面の整備は人口密集地や産業集積地に重点を置き、他の地域は避難用のハザードマップを充実させるなど、メリハリのある対策を考えるべきだ。
高温に強い農作物への品種改良の研究や、都市部のヒートアイランド現象を緩和するための緑化促進なども必要だろう。
政府は来夏に具体的な適応策をまとめる。予測が難しい気候の変化に柔軟に対応できるようにすることが肝要だ。
無論、温暖化対策で最も重要なのは、温室効果ガスの排出量を減らすことである。報告書が、世界規模での排出削減が進めば、日本への悪影響は大幅に軽減されると指摘しているのはもっともだ。
カギとなるのは、世界全体の排出量の4割以上を占める中国と米国の取り組みである。京都議定書に代わり、2020年発効予定の新たな枠組みが両国の排出削減につながるよう、日本も積極的に交渉に関与していくべきだ。

(2014年3月22日01時27分  読売新聞)

問1 ①「それ」は何を指すか。
1. 国民の日常生活
2. 海面
3. 温室効果ガスの排出量
4. 環境省の研究班の報告書

問2 ②「沖ノ鳥島が水没してしまう可能性もある」とあるが、なぜか。
1. コメの栽培地域が北上するから。
2. 海の水位が高くなるから。
3. ヒトスジシマカという蚊がほぼ全国拡がるから。
4. 洪水による被害額が倍以上増える可能性があるから。

問3 ③「こうした被害を少しでも軽減する取り組みは重要だ」とあるが、筆者は例としてあげた対策は何か。
1. 関東地方で、コメを栽培する。
2. 全国でダムや堤防を整備する。
3. 日本政府は温室効果ガスをたくさん排出している国に排出削減するように交渉する。
4. 日本政府が国内の温室効果ガスの排出を抑制する。

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